マイナ免許証とは?手続き方法・メリット・注意点を徹底解説【2026年最新】

  • 公開日:2026/2/22
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「マイナ免許証って何?」「切り替えるべき?」と悩んでいませんか?

2025年3月から運用が始まったマイナ免許証について、仕組みや手続き方法、メリット・デメリットを詳しく解説します。この記事を読めば、自分にとってどの選択肢が合うか判断できるようになります。

💡 マイナ免許証は「カードの2枚持ち」

マイナ免許証は、1枚のカードに「運転免許証」と「マイナンバーカード」の2つの機能を持たせる仕組みです。これまで2枚持っていたカードが1枚にまとまるイメージです。ただし、従来の免許証を残す「2枚持ち」も選択できるため、自分に合う方法を選べます。

注:マイナ免許証の選択は個人の状況によって異なります。最終的な判断はご自身の状況に合わせて行ってください。

⚠️ この記事で扱う内容

この記事は2026年時点での制度情報に基づいています。手続きの詳細や手数料は変更される可能性があるため、最新情報は警察庁公式サイトまたはお住まいの府県警察の公式サイトでご確認ください。


マイナ免許証とは?従来の免許証との違い

マイナ免許証とは、マイナンバーカードに運転免許証の機能を一体化した制度です。2025年3月24日より全国一斉に運用が開始されました。詳しくは警察庁公式サイトをご確認ください。

マイナ免許証の仕組みと開始時期

マイナ免許証は、運転免許法等の一部を改正する法律(令和4年法律第75号)に基づいて創設された制度です。警察庁とデジタル庁が連携して推進しています。

これまで運転免許証は単独のカードでしたが、マイナ免許証ではマイナンバーカードの中に運転免許証の情報を電子的に記録します。これにより、1枚のカードで2つの機能を利用できるようになりました。

マイナ免許証でできること

  • 運転免許証としての提示(カードまたはスマホ)
  • マイナンバーカードとしての本人確認
  • e-Taxなどの電子申請
  • コンビニでの住民票取得など

従来の免許証との主な違い

マイナ免許証と従来の免許証には、いくつかの重要な違いがあります。

従来の免許証

提示方法はカードを直接提示

住所変更は警察署での手続きが必要

講習受講は会場へ行く必要あり

更新手数料は2,850円

マイナ免許証

提示方法はカードまたはスマホで提示可能

住所変更はマイナンバーカードの変更で反映

講習受講はオンライン受講が可能

更新手数料は2,100円(約750円割引)

このように、マイナ免許証は手続きの簡素化やコスト削減というメリットがある一方で、マイナンバーカードが必須となるなどの条件もあります。

マイナンバーカードが必要な理由

マイナ免許証を利用するには、マイナンバーカードの取得が前提となります。マイナンバーカードのICチップに運転免許証の情報が記録される仕組みだからです。

マイナンバーカードを持っていない場合は、従来の免許証のみの選択となります。マイナ免許証への切り替えを検討している方は、先にマイナンバーカードの取得手続きを進める必要があります。

マイナンバーカードの取得は、住民票のある市区町村窓口で申請できます。詳細はマイナンバーカード総合サイト(J-LIS運営)をご確認ください。

3つの保有パターンを比較!自分に合う選び方

マイナ免許証制度では、3つの保有パターンから選択できます。それぞれの特徴を理解して、自分に合う方法を選びましょう。

パターン1:マイナ免許証のみ

従来の免許証を返納し、マイナンバーカードのみで運転免許機能を利用する方法です。

メリット

  • カードが1枚で済む(財布がスリムに)
  • 更新手数料が安い(2,100円)
  • 住所変更の手続きが簡素化
  • オンライン講習が受けられる

⚠️ 注意点

紛失時のリスク:マイナンバーカードを紛失すると、運転免許証としての機能も利用できなくなります。再発行までの間、運転できなくなる可能性があります。

パターン2:マイナ免許証+従来免許証(2枚持ち)

マイナ免許証と従来の免許証を両方保有する方法です。手数料が高めですが、バックアップとして機能します。

メリット

  • 紛失時も従来の免許証で運転可能
  • マイナ免許証のメリットも享受できる
  • 切り替えの猶予がある

⚠️ 注意点

手数料が高い:マイナ免許証のみの場合は2,100円ですが、2枚持ちの場合は2,950円かかります。

パターン3:従来免許証のみ

制度を利用せず、従来の免許証のみを保有する方法です。特別な申請は不要で、これまで通り利用できます。

メリット

  • 手続きの変更がない
  • マイナンバーカードが不要
  • 紛失リスクが分散されている

⚠️ 注意点

メリットを受けられない:手数料割引やオンライン講習などのメリットは受けられません。また、住所変更は従来通り警察署での手続きが必要です。

自分に合う選び方の判断フロー

どのパターンが自分に合うか、以下のフローを参考にしてください。

Step 1: マイナンバーカードを持っているか?
Step 2: 持っていない → 「従来免許のみ」または「マイナンバーカード取得後に検討」
Step 3: 持っている → 「紛失リスクをどう考えるか?」
Step 4: 紛失リスクが不安 → 「2枚持ち」を検討
Step 5: 紛失リスクを受け入れられる → 「マイナ免許証のみ」を検討

判断のポイントは、「マイナンバーカードを持っているか」「紛失時のリスクをどう考えるか」の2点です。

マイナ免許証への切り替え手続き方法

マイナ免許証への切り替えを希望する場合、警察署や運転免許試験場などの窓口で手続きを行います。必要な持ち物と手続きの流れを解説します。

必要な持ち物・書類

手続きには以下の持ち物が必要です。

必要な持ち物

  • マイナンバーカード(有効期限内のもの)
  • 現在の運転免許証
  • 顔写真(マイナンバーカードと同じ写真を使用する場合は不要)
  • 手数料(マイナ免許証のみ:2,100円/2枚持ち:2,950円)

顔写真については、マイナンバーカードと同じ写真を利用する場合は不要です。新しい写真を使用する場合は、6ヶ月以内に撮影された正面・無帽・無背景の写真(縦3.0cm×横2.4cm)を2枚用意します。

手続きの場所と流れ

手続きができる場所は以下のとおりです。

手続き場所

  • 居住地を管轄する警察署の運転免許窓口
  • 運転免許試験場
  • 運転免許センター

手続きの流れは以下のとおりです。

  1. 窓口で申請書を受け取る
  2. 申請書に必要事項を記入(マイナ免許証のみ、または2枚持ちを選択)
  3. マイナンバーカードと運転免許証を提示
  4. 手数料を支払う(収入印紙または現金)
  5. マイナンバーカードに情報を記録
  6. 従来の免許証を返納(マイナ免許証のみの場合)

所要時間は通常1時間程度ですが、混雑状況により変動します。更新時期と重なる場合は、事前に予約できる場合もありますので、お住まいの府県警察の公式サイトでご確認ください。

手数料の違い(パターン別)

手数料は保有パターンによって異なります。詳しくは愛知県警察公式サイトをご確認ください。

保有パターン手数料
マイナ免許証のみ2,100円
2枚持ち(マイナ免許証+従来免許)2,950円
従来免許のみ2,850円

マイナ免許証のみを選択した場合、従来の更新手数料(2,850円)から約750円の割引になります。

新規免許取得者の場合

これから免許を取得する方は、教習所卒業後の交付手続きで最初からマイナ免許証を選択できます。

新規取得者がマイナ免許証を選択する場合、事前にマイナンバーカードを取得しておく必要があります。教習所入校時の必要書類や持ち物については、教習所入校時の必要書類ガイドを参考にしてください。

また、教習所での持ち物や準備については、教習所の持ち物ガイドもご覧ください。

マイナ免許証の5つのメリット

マイナ免許証には、従来の免許証と比べて多くのメリットがあります。主なメリットを5つ解説します。

1. 更新手数料が約750円割引

マイナ免許証のみを選択した場合、更新手数料が2,850円から2,100円に割引されます。約750円の節約です。

免許は通常3年〜5年ごとに更新するため、長い目で見れば数千円程度の節約になります。

2. オンライン講習が自宅で受講可能

マイナ免許証保有者は、優良運転者講習・一般運転者講習(70歳以上の高齢者講習は対象外)をオンラインで受講できるようになります。詳しくはデジタル庁公式サイトをご確認ください。

従来の講習

受講場所は指定された会場

受講時間は指定された日程

移動は会場まで移動が必要

オンライン講習

受講場所は自宅など

受講時間は都合の良い時間

移動は不要

仕事や家事で忙しい方、会場まで遠い方にとっては大きなメリットです。スマートフォンやパソコンから受講できます。

3. 住所変更の手続きが簡素化

マイナ免許証を利用する最大のメリットの一つが、住所変更手続きの簡素化です。

従来、引っ越しをして住所が変わった場合、警察署で運転免許証の住所変更手続きが必要でした。しかし、マイナ免許証の場合、マイナンバーカードの住所変更手続きをするだけで、運転免許証の住所も自動的に反映されます。詳しくはマイナンバーカード総合サイト(J-LIS運営)をご確認ください。

従来:引っ越し → 市区町村で転入手続き → 警察署で免許証の住所変更
マイナ免許証:引っ越し → 市区町村で転入手続き(完了) ※マイナポータルとの事前連携手続きが必要

ただし、マイナンバーカードの住所変更手続きは別途必要です。コンビニや市区町村窓口で手続きできます。

4. スマートフォンでの提示が可能

マイナ免許証では、専用アプリ「マイナ免許証」を使ってスマートフォンでの免許証提示が可能です。詳しくは警察庁公式サイトをご確認ください。

警察の検問やレンタカー店、飲食店などで免許証の提示を求められた際、カードを持ち出さずにスマホで提示できます。

スマホ提示の利用手順

  • 専用アプリ「マイナ免許証」をインストール
  • マイナンバーカードを読み込んで登録
  • 暗証番号を設定
  • 提示時はアプリを起動してQRコードを表示

スマホ提示は正式な免許証提示方法として認められています。ただし、スマホのバッテリー切れには注意が必要です。

5. 財布の中のカード枚数を減らせる

マイナ免許証のみを選択した場合、これまで2枚だったカードが1枚にまとまります

マイナンバーカード1枚で、運転免許証としての機能と本人確認書類としての機能を兼ね備えるため、財布がスリムになります。紛失のリスクはありますが、管理するカードが減るというメリットもあります。

マイナ免許証の注意点・リスク

マイナ免許証には多くのメリットがありますが、注意点やリスクもあります。理解した上で選択しましょう。

紛失時は免許証機能も利用不可に

マイナ免許証のみを選択した場合、マイナンバーカードを紛失すると運転免許証としての機能も利用できなくなります

⚠️ 紛失時の影響

マイナンバーカードを紛失した場合、再発行手続きが完了するまで運転免許証としての機能が使えません。車を運転する必要がある方は、特に注意が必要です。

このリスクを避けたい場合は、「2枚持ち」を選択することで、マイナンバーカードを紛失しても従来の免許証で運転できます。

紛失時の一時停止機能と再発行手続き

マイナンバーカードを紛失した場合、以下の対応ができます。

紛失時の対応

  • 一時停止届出:警察署に届出ることで、免許証機能を一時停止できる
  • 再発行手続き:警察署で再発行手続きを行う

一時停止機能を利用することで、不正利用を防ぐことができます。再発行手続きは、通常の運転免許証の再発行と同様に警察署で行います。

詳しい手続きは、警察庁公式サイトまたはお住まいの府県警察の公式サイトでご確認ください。

マイナンバーカード未保有の場合

マイナンバーカードを持っていない場合は、マイナ免許証を利用できません。従来の免許証のみの選択となります。

マイナ免許証への切り替えを希望する場合は、先にマイナンバーカードの取得が必要です。マイナンバーカードの取得には、住民票のある市区町村窓口での申請が必要です。

スマホ提示の注意点

スマートフォンでの免許証提示には、以下の注意点があります。

スマホ提示の注意点

  • バッテリー切れ:スマホの電池が切れると提示できない
  • アプリのインストールが必要:事前に設定が必要
  • 暗証番号の管理:暗証番号を忘れると利用できない
  • 通信環境:通信ができない場所では利用できない場合がある

これらの注意点を理解した上で、スマホ提示を利用するか判断しましょう。カードでの提示も引き続き可能です。

よくある質問(FAQ)

新規免許取得者は最初からマイナ免許証にできる?

可能です。教習所卒業後の交付手続きで選択できます。ただし、マイナンバーカードを事前に取得しておく必要があります。免許交付後の流れについては、免許交付後の流れを参考にしてください。

2枚持ちのメリットは何?

紛失時のバックアップとして機能します。マイナンバーカードを紛失しても従来の免許証があれば運転可能です。また、マイナ免許証のメリット(オンライン講習や住所変更簡素化など)も享受できます。

スマホでの提示は警察の検問で認められる?

認められます。専用アプリ「マイナ免許証」での提示は正式な免許証提示方法として認められています。ただし、バッテリー切れなどで提示できない場合に備え、カードも携帯することをお勧めします。

手続きにはどのくらい時間がかかる?

通常1時間程度です。ただし、混雑状況により変動します。更新時期と重なる場合は、予約をしておくことをお勧めします。事前に管轄の警察署へお問い合わせください。

マイナンバーカードを持っていない場合は?

従来の免許証のみの選択になります。マイナ免許証を利用するには、先にマイナンバーカードの取得が必要です。マイナンバーカードは住民票のある市区町村窓口で申請できます。

まとめ:マイナ免許証の選び方

この記事では、マイナ免許証について以下の点を解説しました。

  • マイナ免許証とは:マイナンバーカードに運転免許証の機能を一体化した制度

    2025年3月から運用開始。1枚のカードで2つの機能を持てる。

  • 3つの保有パターン:マイナ免許証のみ・2枚持ち・従来免許のみから選択可能

    それぞれにメリット・デメリットがあり、自分の状況に合わせて選ぶことが大切。

  • 主なメリット:手数料割引・オンライン講習・住所変更簡素化・スマホ提示

    特にオンライン講習と住所変更簡素化は、多くの方にとって大きなメリット。

  • 注意点:紛失時のリスク・再発行手続き・マイナンバーカードの必要性

    紛失リスクが不安な方は「2枚持ち」を検討するのが安心。

  • 判断のポイント:マイナンバーカードを持っているか・紛失リスクへの許容度

    この2点を基準に、自分に合う選択肢を検討しよう。

マイナ免許証は、手数料割引やオンライン講習など多くのメリットがある便利な制度です。一方で、紛失時のリスクなど注意すべき点もあります。ご自身のライフスタイルや状況に合わせて、最適な選択をしてください。

これから免許を取得する方は、合宿免許・通学免許の比較も参考にしてください。免許取得後は、初心者マークのルールも確認しておきましょう。

最新の制度情報は、警察庁公式サイトでご確認ください。




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