初心者マークは借りた車でも必要?家族の車・レンタカー・カーシェア別に解説
- 公開日:2026/3/25
- 最終更新日:
- 免許取得後の手続き
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免許を取ったばかりで、親の車やレンタカー、カーシェアを運転するときに「初心者マークって自分の車じゃなくても必要?」「当日どこに付ければいいの?」と迷う方は多いです。実際は、借りた車ほど事前確認しておくべきポイントが増えるため、当日になって慌てやすくなります。
- 借りた車でも初心者マークが必要かどうか
- 家族の車・レンタカー・カーシェアで何が違うのか
- 初心者マークの選び方、付け方、忘れ物防止の準備
こんな方におすすめの記事です
- 免許取得後1年未満で、まだ自分の車を持っていない方
- 家族の車やレンタカーを使って初めて公道を走る予定の方
- 初心者マークをどれにするか、どこに付けるか不安な方
本記事では、初心者マーク 借りた車をテーマに、表示義務の考え方から、家族の車・レンタカー・カーシェア別の違い、当日困らない準備までをわかりやすく解説します。(専門知識は不要です!)
借りた車でも初心者マークは必要?
結論からいうと、必要です。 自分の車かどうかは関係ありません。道路交通法 第71条の5では、普通免許または準中型免許を受けてから1年未満の人が対象車両を運転するとき、初心運転者標識、いわゆる初心者マークの表示義務があると定められています。
この義務は、マイカーだけでなく、家族の車、友人の車、レンタカー、カーシェアの車でも同じです。表示しない場合の反則金や行政処分点数、表示位置の考え方は、警視庁の案内でも確認できます。
表示位置は、車体の前面と後面の両方に、地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置へ付けるのが基本です。前後どちらか片方だけではなく、前用1枚・後ろ用1枚の合計2枚で考えておくと迷いにくくなります。
なお、初心者マークの義務期間を過ぎたあとも表示自体に直ちに罰則はありません。JAFのQ&Aでも、1年以上表示し続けても罰則はないと案内されています。ただし、本来は免許取得後1年未満の人のための標識なので、共用車では管理しやすさも含めて運用を考えるのが無難です。
⚠️ まず最初に押さえたい注意点
初心者マークは「自分の車ではないから不要」にはなりません。免許取得後1年未満で対象車両を運転するなら、借りた車でも表示義務があります。出発してから気づくと付けようがないこともあるため、予約前または運転前の確認が大切です。
家族の車・レンタカー・カーシェアで何が違う?
家族の車は自分で管理しやすく、レンタカーは店舗差、カーシェアは持参前提が多い点が主な違いです。
法律上の義務は同じでも、実務では「どこまで自分で用意するか」がかなり変わります。特に違いが出やすいのは、初心者マークの準備、貼れる場所の確認、当日の持参忘れ対策です。2026年3月時点の主要サービスでは、初心者マークの用意や初心者の利用条件に差があるため、予約前に公式案内を確認しておくと安心です。
| 利用形態 | 初心者マークの用意 | 確認しておきたい点 |
|---|---|---|
| 家族の車 | 自分で用意するのが基本 | 貼れる位置、保管場所、家族との運用ルール |
| トヨタレンタカー | 店舗により有料貸出あり | 年齢制限の有無、若葉マーク貸出の有無 |
| タイムズカーレンタル | 記事内の案内では持参前提で考えるのが無難 | 免許取得年月数の条件、当日の持参物 |
| オリックスレンタカー | 利用可。マークは持参前提で確認 | 初心者利用可否、補償や当日の確認事項 |
| タイムズカー | 原則用意なし(一部車両を除く) | 自分で持参する必要があるか |
| オリックスカーシェア | 装備なし | 自分で準備する前提で予約する |
| Honda EveryGo | 車内の清掃キット内に用意あり | 利用条件と貼り付け方法を確認する |
家族の車
表示義務は同じです。自分で付け外しする前提で、貼れる位置と保管場所を決めておくと使いやすくなります。
レンタカー
店舗や車種クラスによって条件差があります。初心者でも借りられる会社はありますが、若葉マークの貸出有無は統一ではありません。
カーシェア
持参前提のサービスが多い一方で、車内備え付けの例もあります。入会条件や用意の有無は必ず事前確認しましょう。
家族の車は「貼れる場所」と「しまう場所」を決めるとラク
家族の車は、最も借りやすい反面、「自分の車ではないから付けっぱなしにしにくい」「親も使うので毎回外したい」といった実務上の悩みが出やすいです。そのため、前はここ、後ろはここ、と貼る場所を決めておくと毎回迷いません。
また、運転が終わったあとにどこへしまうかも重要です。グローブボックス、ドアポケット、車検証ケース、専用ポーチなど、戻し先を1か所に決めておくと持参忘れを減らしやすくなります。
レンタカーは「店舗ごとの差」がある
レンタカーは初心者でも利用できるケースがあります。トヨタレンタカーでは、初心者や未成年でも原則利用できる一方、一部店舗では年齢制限があり、店舗によっては有料で若葉マークを貸し出している場合があると案内しています。
また、タイムズカーレンタルでは運転免許の取得年月数に制限を設けていない案内があり、オリックスレンタカーでも免許取得後1年未満の初心者が利用できる案内があります。
ただし、借りられることと、初心者マークがその場で用意されていることは別です。出発当日に「今日は貸出なしです」となると困るため、基本は自分で持参する前提で準備するのが安心です。
カーシェアは「持参前提」が多いが例外もある
カーシェアは、店舗で口頭確認しながら受け取るレンタカーより、現地での自己判断が増えやすいのが特徴です。初心者マークについても、サービス差があります。
たとえば、タイムズカーは原則用意なし、オリックスカーシェアは装備なし、Honda EveryGoは車内の清掃キット内に用意ありという違いがあります。このように、カーシェアは「どこでも同じ」ではありません。アプリ登録前や予約前に、初心者の利用条件とマークの有無を確認しておくと安心です。
使い回ししやすい初心者マークの選び方
借りた車で使いやすい初心者マークを選ぶときは、見た目よりも「付け外ししやすさ」「車種を選ばないか」「前後2枚をそろえやすいか」を優先するのがおすすめです。
家族の車で使い回すなら、まずはマグネット式が候補
マグネット式は、鉄製のボディ面に貼れる車なら、着脱がしやすくて扱いやすいタイプです。家族の車に毎回つけ外ししたい場合にも向いています。前後とも金属面に貼れるなら、手軽に運用しやすい選択肢になりやすいです。
ただし、最近の車は前後とも必ず磁石が付くとは限りません。車種によっては、前後のどちらかがアルミや樹脂になっていることがあります。
アルミや樹脂が多い車では、マグネットだけに頼らない
TOYOTAの公式FAQでは、エンジンフードやバックドア、トランクがアルミ合金パネルまたは樹脂パネルの場合、磁石式が貼れないことがあると案内しています。SUBARUの公式FAQでも、ボンネットやリヤゲートにアルミや樹脂を採用している場合はマグネット式を貼れないとされています。
そのため、レンタカーやカーシェアのように車種が毎回変わる可能性があるなら、マグネット式1組だけでなく、別タイプも検討しておくと安心です。商品によっては、貼ってはがせるシールタイプや後方用の補助タイプもあります。短時間だけ借りる車で使う場合は、車両を傷めにくく、きれいにはがせる仕様かを購入前に確認しましょう。
迷ったら「前1枚・後ろ1枚」を前提に選ぶ
初心者マークは前後に必要なので、1枚だけ買っても実用性は高くありません。最初から2枚セットで用意しておくと、当日になって「後ろだけ足りない」と慌てずに済みます。
特に借りた車では、後ろ側の貼れる場所が前より見つけにくいことがあります。前後で同じタイプをそろえてもよいですし、前はマグネット、後ろは別タイプという組み合わせも現実的です。大切なのは、実際に使う車で付くかどうかを事前に試しておくことです。
借りた車での正しい付け方と付け替えのコツ
初心者マークは持っているだけでは意味がありません。正しい位置に、見やすく、運転の邪魔にならない形で付ける必要があります。
前後の見やすい位置に付ける
基本は、車体の前面と後面の両方に、地上0.4メートル以上1.2メートル以下の見やすい位置へ表示することです。表示位置の細かな条件は、先ほど紹介した警視庁の案内でも確認できます。
借りた車では、見た目のバランスよりも「周囲からちゃんと見えるか」を優先してください。ナンバープレートや灯火類を隠す位置、曲面が強くてすぐ外れそうな位置は避けた方が無難です。
⚠️ フロントガラスに付けるのはNG
初心者マークは前面ガラスに取り付けることができません。前側に貼る場所に迷っても、フロントガラスへ吸盤で付ける方法は避けてください。
車種によって「貼れる場所」が変わる
家族の車なら一度確認すれば済みますが、レンタカーやカーシェアでは毎回違う車に当たることがあります。とくに最近の車は、ボンネットだけアルミ、バックドアの一部だけ樹脂といったことも珍しくありません。
そのため、予約した車種がわかるなら事前に確認し、わからない場合でも受け取り直後に一度試すのが安全です。「とりあえずマグネットでいけるはず」と思い込むより、付かなかったときの代替手段まで考えておく方が失敗しにくくなります。
付け替えルールを決めておくと忘れにくい
借りるたびに迷わないためには、自分の中でルールを固定するのが効果的です。たとえば、前は左寄りの見やすい位置、後ろはルームミラーの視界を妨げない位置、使い終わったら専用ポーチへ戻す、といった具合です。
また、運転後は外すかどうかをあらかじめ決めておくと、家族の車でも混乱しにくくなります。共用車なら毎回外す、ほぼ自分しか乗らないならしばらく固定しておく、というように使い方に合わせて決めると続けやすいです。
初心者マークの基本ルール全体を先に確認したい方は初心者マークの基本ルールもあわせて読んでおくと整理しやすくなります。
当日あわてない事前確認チェックリスト
初心者マークのトラブルは、運転中ではなく出発前にほぼ防げます。とくに借りた車では、事前確認がそのまま安心感につながります。
出発前チェックリスト
- 初心者マークを前後2枚持ったか
- 貼れる場所を事前に確認したか
- レンタカー・カーシェアの利用条件を確認したか
- 免許証、スマホ、充電手段、予約情報を持ったか
- 返却時間、給油の有無、駐車場所を把握したか
前日までに確認すること
まず、初心者マークそのものを用意します。次に、家族の車なら貼れる場所、レンタカーやカーシェアなら初心者でも利用可能か、マークの貸出や備え付けがあるかを確認します。店舗やサービスによって差があるため、「どこでも同じだろう」と考えない方が安全です。
また、初めて乗る車なら、車幅感覚や駐車が不安になりやすいので、目的地の難易度も前日に見直しておくと安心です。最初の1回は、狭い立体駐車場や交通量の多い中心部を避けるだけでも負担がかなり減ります。
受け取り直後に確認すること
車に乗ったら、いきなり出発せず、初心者マークを付ける場所、ミラーの見え方、ワイパーとライトの操作、給油口の位置、サイドブレーキやシフトの仕様を確認しましょう。借りた車では、普段の教習車や家の車と細かい操作が違うことがあります。
このタイミングで初心者マークがうまく付くか試しておけば、道路脇で焦るリスクを減らせます。うまく付かないときは、無理につけようとせず、別の位置や別タイプが使えないか落ち着いて確認してください。
出発前の最終チェック
ナビ設定、スマホ充電、免許証、初心者マーク、返却時間の確認まで済ませてから出発すると安心です。特にカーシェアは無人利用が多いため、現地で忘れ物に気づいても戻りにくいことがあります。
「借りる前にチェック」「受け取ってからチェック」「走り出す前にチェック」と3段階に分けて考えると、抜け漏れが起こりにくくなります。
初運転で失敗しやすいポイントと安全に始める順番
初心者マークの準備ができても、運転そのものに不安が残ることは珍しくありません。借りた車は慣れた車より情報量が多いため、最初の一歩はできるだけ負担を減らすのがおすすめです。
いきなり大きい車・慣れない車種を選ばない
最初から大きいミニバンや視点の違う車種に乗ると、車幅感覚やバック時の見え方に戸惑いやすくなります。一般的には、最初の1台はコンパクトで見切りのよい車の方が安心して慣れやすい傾向があります。
最初の運転は「短距離・空いている時間帯・慣れた道」から
目的地までの距離が短く、交通量が少なく、知っている道なら、運転以外の不安要素を減らせます。たとえば、いきなり長距離の旅行や夜の知らない街へ行くより、昼間に近所を短く走って感覚を確かめる方が始めやすいです。
初心者マークは周囲に「まだ運転に慣れていません」と伝える役割があります。表示義務を守ることはもちろん、自分を守る意味でもきちんと見える位置に付けることが大切です。
不安が強いなら、運転そのものの練習も選択肢
もし「初心者マークは準備できたけれど、運転自体が怖い」と感じるなら、無理に一人で始めなくても大丈夫です。基本ルールを確認したうえで、練習方法を考える方が結果的に安全です。
運転にブランクや苦手意識がある場合は、ペーパードライバー講習の内容と選び方も参考になります。初心者マークの準備と、実際に安全に走れることは別のテーマなので、必要に応じて分けて考えるのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
初心者マークは1枚だけでも大丈夫?
前方と後方から見やすい位置への表示が必要なので、実務上は前後1枚ずつ、合計2枚で準備するのが安心です。
家族の車に付けっぱなしでも違反になりますか?
初心者マークを1年以上表示し続けても直ちに罰則はありません。ただし、共用車では見やすさや管理のしやすさを考えて運用しましょう。
レンタカーでは初心者マークを借りられますか?
店舗によって貸出がある場合はありますが、全社共通ではありません。基本は自分で持参する前提で準備しておくのが無難です。
カーシェアの車には初心者マークが必ずありますか?
いいえ。原則用意がないサービスもあれば、車内に備え付けているサービスもあります。予約前に公式FAQで確認しておきましょう。
フロントガラスに吸盤で付けてもいいですか?
前面ガラスへの取り付けはできません。前側は車体前面の見やすい位置に付けるようにしてください。
まとめ:初心者マークは借りた車でも必要?
この記事では、借りた車で初心者マークをどう扱うかについて解説しました。
- 借りた車でも表示義務は同じ:免許取得後1年未満なら、家族の車・レンタカー・カーシェアでも初心者マークが必要です。
自分の車ではないことを理由に省略することはできません。
- 実務はサービスや車種で変わる:レンタカーやカーシェアでは、初心者利用の条件やマークの用意が会社ごとに異なります。
予約前に公式ページを確認しておくと、当日の慌てやすさを減らせます。
- 当日困らない準備が大切:前後2枚の用意、貼れる場所の確認、保管場所の固定で、うっかり忘れをかなり防げます。
特に借りた車は、出発前の確認で不安を減らしやすくなります。
初心者マークは、ただの持ち物ではなく、安全に運転を始めるための準備のひとつです。まずは無理のない条件で、短い距離から落ち着いて慣れていきましょう。
ルール全体から確認したい方は初心者マークの基本ルール、運転そのものに不安がある方はペーパードライバー講習の内容と選び方もあわせて確認してみてください。

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